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2009/05/30 (Sat)
禁煙への道もこれで断たれた? 6割以上が電子タバコの規制に賛成 |
アイシェアは29日、電子タバコに関する意識調査の結果を公開した。電子タバコを知っているのは全体で4割、喫煙者の中では7割半という結果だった。
今回の調査は、電子タバコに関して、20~40代を中心とするネットユーザー男女548名を対象とした有効回答をまとめたもの。男女比は男性が52.9%、女性が47.1%。年代別では20代が36.3%、30代が29.4%、40代は34.3%。調査期間は2009年5月11日~14日。
電子タバコは、先端に赤い光が灯り、煙に似た水蒸気を発する疑似タバコ。本物のタバコに似ていることから誤解を招くとして、先日JR北海道が列車内や禁煙エリアでの利用禁止に踏み切った。では、電子タバコはどのように見られているのだろうか。アンケート回答者のうち、現在タバコを吸っている「喫煙者」は12.4%、「過去に吸っていたことがある」のは17.0%、喫煙未経験者は70.6%。
電子タバコについては全体の45.6%、喫煙者では73.5%が認知。しかし、購入経験者は4%で、まだ実際の利用者の数は少ない。JR北海道のような公共機関での利用規制については、「賛成」が42.9%、「どちらかというと賛成」が23.5%、合わせて66.4%が賛成派。反対派は、反対(15.5%)、どちらかというと反対(18.1%)で、33.6%になった。
規制賛成の理由は、「本物のタバコと区別がつかず紛らわしい」「喫煙可能な場所と勘違いして、本物のタバコを吸う人が出そうだから」など。反対派の意見としては、「煙害、吸殻が無いから」「煙ではないなら構わないと思う」というもの。確かに煙も害もない電子タバコだが、まだまだ議論は続きそうだ。
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